「就業時間減らされるのいやダァ、給料減らされるもん」
" I hate a reduction of working hours for fear of my pay being decreased." 😲 タイトルのようなボヤキが聞こえてきそうな、 トヨタのタイ工場の苦境を報じるニュースが出ていました。 さて、このぼやき、英語で言おうとすると、 なかなか難しくありませんか。 緊急事態宣言で、バイトを減らされている人たちからも聞こえてきそうです。 茅ヶ崎方式英語会の初級クラスでは、 こういう例文のトレーニングをしています。 この文は、茅ヶ崎方式英語会のBOOK1 Unit38 動名詞で紹介されている例文の応用なんですよ〜。 テキストでは・・・ 「労働者の一部は 彼らの収入が減らされることを心配して労働時間の短縮に 反対している。」 初級クラスのポイントはこちらです: 1. これは、「労働者が反対だ〜」と行動している状況ではなく、 状態を表したいので、be opposed to +名詞を使います。 2. 「心配して、懸念して」あるいは、『〜だから」という理由の時に、 「懸念から」というニュアンスを入れたければ、 because of ではなく、for fear of +名詞を使って簡潔に表現してみましょう。 for fear of ---- being decreased of 前置詞の後ろなので、名詞が入るのはお分かりでしょう。 ---には、何を入れましょう?ここが、このユニットの文法ポイントです。 「彼らの給料」という動名詞の主語を置くことが学習ポイントです。 日本語から英語では、なかなかむずかしいでしょ?! 3.「彼らの給料」日本語で、「サラリー」?? saraly 「知的労働者などの固定給」 wage 「イメージはブルーワーカーの週給、日給など」 この例文では、どちらとも言えないので、 一般的な「給料」pay [N/U]を使います。 このほか、「労働者の一部」「労働時間」など日本人学習者にとっては、 どれも簡単ではないと思いますが、いかがでしょうか。 さて、先週、本郷三丁目校の生徒さんが覚えてきた英文は、 Some workers are opposed to a reduction of working hours for fear of their pay being decreased. 前置詞の後ろの動名詞の主語をまとめます: 人称代名詞:所有格 名詞:目的格、つまりは their pay そのままということになります。 (ただし、新聞記事などのフォーマルになると、動名詞の主語は、 their pay's being decreased と所有格になることもあります。) 茅ヶ崎方式英語会のテキストは時事英語ばかりのように見えますが、 BOOK1では、平易な表現、日常の言葉を固まりで話せるようになります。 TOEICでは、話せるようにならなかったーという方に、 本当に使える英語にしたいという方に、 ネイティブのリズムで音読しながら身につける 心からオススメの茅ヶ崎方式英語会のテキストです!
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